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☆NAIJA NEWS☆ナイジャ(ナイジェリア)ニュース☆

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国際債務

☆国際債務☆

☆2005年6月11日ニュース

G8財務相会議が開幕、「最貧国の債務帳消し」で火花

主要8か国(G8)財務相会議が10日夜(日本時間11日未明)の夕食会で開幕し、初日の議論は、7月6~8日に英国で開かれる主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)の主要テーマとなるアフリカ支援問題に集中した。

特に、アフリカなどの最貧国が世界銀行グループなど国際金融機関から借り入れている公的債務の削減が焦点となったが、債務の「100%帳消し」を主張する英米と、国ごとの政治情勢や返済能力に応じて削減率を決める「ケース・バイ・ケース」の対応を共同提案した日独仏の間で意見は平行線をたどった。

11日午後(日本時間11日夜)に発表される共同声明に、債務削減で合意を盛り込めるかどうかは微妙な情勢だ。

共同声明では、原油高騰の長期化が世界経済の懸念材料になっている点を指摘し、消費国にはエネルギー利用の効率化を、産油国には中期的な生産体制の強化や、原油の埋蔵量に関するデータの透明性なども求める方向だ。

11日の朝食会(日本時間11日午後)には中国、インド、ブラジル、南アフリカの新興4か国の財務相を招き、4か国経済の急成長が石油や食料などの商品市場や世界貿易に及ぼす影響について意見交換する。

読売新聞



☆2005年6月12日ニュースより

G8財務相会合☆閉幕

(ロンドン11日共同)
ロンドンで開かれていた主要国(G8)首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)の財務相会合は11日午後(日本時間11日夜)、閉幕した。



アフリカ債務全額削減で合意☆G8財務相会合

(ロンドン11日共同)
主要国(G8)財務相会合の議長であるブラウン英財務相は11日、記者会見し、アフリカ向けの債務全額削減に合意したと発表した。



債務帳消し総額は550億ドル☆ブラウン英財務相

(ロンドン11日共同)
ブラウン英財務相は11日、アフリカを中心とした最貧国の国際金融機関に対する債務帳消し総額が550億ドル(約6兆円)以上となることを明らかにした。



債務削減は日本の考え反映☆谷垣禎一財務相

(ロンドン11日共同)
谷垣禎一財務相は11日、G8財務相会合後の記者会見で、アフリカ向け債務削減には、日本やフランス、ドイツの考えも取り入れられたと述べ、妥当な合意との見解を示した。

最貧国債務、原則100%削減目指す…G8財務相会議

主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)の準備会合としてロンドンで開かれていた主要8か国(G8)財務相会議は11日午後(日本時間同日夜)、最大の焦点となっていたアフリカ諸国など最貧国の債務削減問題について、最貧国が世界銀行グループなど国際金融機関から借り入れた債務の100%削減を強く主張していた英米の主張に沿って、原則100%の削減を目指すとする特別文書を採択して閉幕した。

会議後に記者会見した英国のゴードン・ブラウン財務相は「サハラ砂漠以南の最貧18か国向けの債権400億ドル(約4兆3000億円)の速やかな全額放棄に加え、汚職追放や政治改革などを条件に、さらに最大20か国の債権を放棄し、削減額は総額550億ドル(約5兆9000億円)以上に上る」と話した。

日本や独仏は、国情に応じた個別の削減率設定を求めていたが、債務削減実施に一定の条件を付けることで、英米案に歩み寄った。

一方、共同声明では、世界経済について、物価の安定などに支えられて着実な成長が続いているという認識を確認した。ただ、原油価格の高騰が世界経済にとって重大な懸念だとして石油精製能力の向上に取り組む必要性があるとした。

米国の財政と貿易収支の「双子の赤字」など世界経済の不均衡を是正することの必要性でも合意した。

今回の会議では、2月にロンドンで開かれた先進7か国財務相・中央銀行総裁会議(G7)に続いて、中国、インド、ブラジル、南アフリカの新興4か国を加えた特別会合も開かれた。G8側は中国に人民元改革の早期実施を求めたと見られるほか、新興国側に原油価格安定化のための石油備蓄やエネルギー消費の効率化などを求めた。

読売新聞


ナイジェリア☆債務削減リストに載らず・・・
ナイジェリアは、米、英、18カ国の債務免除リストから外れた。


昨日発表された債務削減リストで、ほとんどがアフリカの国々の選ばれた18カ国リストにナイジェリアが入っていない。
米、英による167億ドルもの債務が削減される。
大蔵省情報筋によると、ナイジェリアの事例は、極度の負債があるわけではないとみなされ、エヴィアンと呼ばれる中所得のある国は特別考慮に値しないとみなされたものだという。

リストは、ナイジェリア大統領、オルセグン・オバサンジョ()がスイスのジュネーブで行なわれている国際労働党構成会議(International Labour Organisation (ILO))に出席していたときに公表された。今週オバサンジョ大統領はアフリカ債務削減について英ブレア首相と会談したところだった。

債務削減リストにある18カ国は以下の通り。

ベナン
ボリビア
ブルキナファソ
エチオピア
ガーナ
ギアナ
ホンジュラス
マダガスカル
マリ
モーリタニア
モザンビーク
ニカラグア
ニジェール
ルワンダ
セネガル
タンザニア
ウガンダ
ザンビア

以上18カ国。

ナイジェリアの債務合計は360億ドル。
現在の債務は170億ドルで、すでに350億ドルは貸主に支払済み。

大蔵省は、重債務貧困国HIPC(Heavily Indebted Poor Countries )の中でナイジェリアは考慮されなかったと説明した。



☆2005年6月13日ニュースより

オバサンジョハッピー!☆G8債務救済策

ナイジェリア大統領兼アフリカンユニオン(African Union (AU)議長のオルセグン・オバサンジョは、主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)の準備会合としてロンドンで開かれていた主要8か国(G8)財務相会議において、18カ国に及ぶ国々の債務救済策に大変な喜びを示した。
G8の大蔵大臣らにより400億米ドルもの債務が帳消しになる予定。メインはサハラ以南のアフリカ最貧国。
ナイジェリアはこのリストに入らなかったものの、これに向けて働きかけていたオバサンジョ大統領としては、うれしいニュースとなった。



☆2005年6月14日ニュース

ナイジェリアの債務免除へ☆世銀

ワールドバンクの新しい代表ポール・ウォルフォビッツ(Paul Wolfowitz)は昨日、ナイジェリアのオルセグン・オバサンジョ大統領(Olusegun Obasanjo)が1999年以来働きかけていた国の抱える負債の問題について、債権者より猶予があたえられるだろうと語った。
週末、オバサンジョ大統領は8国の経済大国(G8)の大蔵相らは、債務の免責嘆願について同意したと語った。

ウォルフォビッツは昨日アブジャに到着。4カ国を回るアフリカツアーの第一国目がナイジェリアとなった。G8による18国の最貧国の外債の歴史的な帳消しを賞賛。

「私は本当にうれしい。それは非常に大事な事で、成功につながるからだ」とウォルフォビッツは言った。また、
「ナイジェリアは、アフリカでも最も人口が多い国であり、大陸の中でも最高額である350億ドルもの負債を抱えている。しかしまた、世界第7番の石油輸出大国でもある。ナイジェリアは世銀の定義では低所得の国とはいえない。」

G8の大蔵相らはナイジェリアの外債が、国際的な貸主のパリスクラブにより、他とは別に考慮されるだろうと言った。



☆2005年6月30日ニュースより

ナイジェリアの債務救済☆年末までかかるか

ナイジェリアの突破口となる債務救済案実現の可能性は、昨夜の債務者会議でヨーロッパの小国らが8カ国の工業国グループによって一旦は可決された取引を拒否した。

来週のG8サミットには合意に達す予定だったが、ナイジェリアの360億米ドル(アフリカ大陸最大級)という多額の負債に取り組むには年内いっぱいはかかる見通しとなった。




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